活字紀行

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『誘拐遊戯』 著者 知念実希人

今回は『誘拐遊戯』(著者 知念実希人)を読みました。

簡単ではありますが,まずは簡単な登場人物とあらすじ紹介から。

※本文にはネタバレを含む場合がありますので,ご了承ください。

 

刑事部捜査一課特殊犯捜査係,通称「特殊班」で誘拐を担当する部署が主要団体。

東京・白金で暮らす女子高校が誘拐されたことにより物語は始まる。

ゲームマスター」と名乗る人物から5000万の身代金が要求される。

しかし,この人物は4年前の「高輪台女子中学生誘拐殺人事件」と同様の名前である。

この人物は3年前に自殺したとして捜査は終了していたため不信感が募る。

犯人から要求されるミッションを果たすべく奮闘する話。

 

主人公(上原慎吾):4年前,身代金の運搬役として事件に大きく関与。刑事を辞職。

今回の事件にはミッションの交渉役として犯人から指名される。

加山楓:「特殊班」在籍。今回の事件はこの加山,他に我那覇と若林で担当。

佐和奈々子:今回,誘拐された女子高生。お嬢様学校に通う。

ゲームマスター:4年前と同じ名前を名乗る今回の事件の犯人。

 

この作品は第一章と第二章の二部構成。

私自身はこういうサスペンスやミステリー系の話が大好きなのですが,

はっきり言って最高でした!とても!!

ミステリーが好きだとは言っても大体は犯人が分からずに振り回されまくるのが

私なのですが,自分でも驚くくらい頭の中がごちゃごちゃのなりました(笑)

 

事件が解決し,これは何なんだ?といった伏線が全てつながっていく感じが

最高に心地よかったですね!

 

また,自分の大切なものは何なのかどうしなければならないのか

どうしたいのか自分の信念は何なのか,考えさせてくれるような作品でした。

ぜひ読んで悩んでみてください(笑)

 

 

評価は 5.0/5.0 とさせていただきます。

閲覧くださり,ありがとうございました。

気になった方は是非読んでみてください!

 

誘拐遊戯 (実業之日本社文庫)

誘拐遊戯 (実業之日本社文庫)

 

 

ではまたの機会でお会いしましょう!