活字紀行

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『バイバイ,ブラックバード』 著者 伊坂幸太郎

今回は『バイバイ,ブラックバード』(著者 伊坂幸太郎)を読みました。

簡単ではありますが,まずは簡単な登場人物とあらすじ紹介から。

※本文にはネタバレを含む場合がありますので,ご了承ください。

 

二週間後に”あのバス”で連れて行かれることとなった星野。

その監視役としてやって来た繭美に五股相手と別れを言わせて欲しいと頼む。

それぞれに別れを告げ,彼女らそして星野の運命とは…という話です。

 

星野一彦(主人公):二股どころか五股をしていた男。

二週間後に”あのバス”で連れて行かれることとなる。

繭美:身体や態度も全てがでかい女。

星野が”あのバス”連れて行かれるまでの監視役で辞書を持ち歩く。

 

物語の大半は五股相手との思いで,そして別れが描かれる。

今まで読んできたどんな作品よりも強烈な印象を与えた繭美。

そもそも,”あのバス”とは何なのか気になってしょうがなかったです。

 

”あのバス”とは何なのか,そして星野がどんな行方になるのかはぜひ読んでみて欲しいです。

 

繭美が強烈すぎて薄れてしまったが,星野も充分に屈折した男だよ,うん(笑)

シンプルに面白かったし,私も色々な人と出会いたいと思いました。

 

出会い,別れ,そして人とのつながりは大切に,そんな作品でした。

 

評価は 4.0/5.0 とさせていただきます。

閲覧くださり,ありがとうございました。

気になった方は是非読んでみてください!

 

バイバイ、ブラックバード

バイバイ、ブラックバード

 

 

 ではまたの機会でお会いしましょう!