今回は『Burn. -バーン-』(著者 加藤シゲアキ)を読みました。
簡単ではありますが,まずは簡単な登場人物とあらすじ紹介から。
※本文にはネタバレを含む場合がありますので,ご了承ください。
舞台の演出家として「ウィッカー演劇大賞」を受賞した主人公のレイジ。
子供の誕生も控える中,妻と一緒に不慮の事故に遭ってしまい,
幼少期に失っていた記憶を取り戻す。
「天才子役」として活躍するものの,孤独な生活を送っていた。
少年を救ってくれた2人のかけがえのない人物を思い出していく…という話です。
夏川レイジ(主人公):現在,舞台の演出家として活躍。幼少期は天才子役だった。
望美:レイジの妻兼マネージャー。お腹には7カ月になる子供がいる。
徳さん:レイジを救った1人。ホームレス。
ローズ:レイジを救ったもう1人。オカマ。
舞台。子役。
私にはあまり縁のない視点で読んでいてとても面白かったです!
幼少期の視点が多く,徳さんたちに出会うまで無機質だったレイジ。
「子役」というのはやはりこういう風に苦悩することが多いんでしょうね。
個人的にテレビに出るような「子役」の見方が変わりました。
ただ,お母さんの苦悩も苦しい程にわかりますね。
レイジのお母さんだけでなく,望美の気持ちも。
私自身はまだ結婚すらもしてませんが子供を迎えるって支え合いが大事ですね。
まぁ,そんな相手いませんが(笑)
家族の繋がり,思い,かけがえのないものである,そんな大切さを感じさせてくれました!
やっぱり家族は大切で唯一無二の存在ですね。
評価は 4.0/5.0 とさせていただきます。
閲覧くださり,ありがとうございました。
気になった方は是非読んでみてください!
ではまたの機会でお会いしましょう!