今回は『インジョーカー 組織犯罪対策課 八神瑛子』(著者 深町瑛子)を読みました。
簡単ではありますが,まずは簡単な登場人物とあらすじ紹介から。
※本文にはネタバレを含む場合がありますので,ご了承ください。
必要となれば容疑者に手を挙げヤクザとも関わりをもつ刑事の八神瑛子。
己の信念にのっとって使命を全うする日々を送っていた。
そんな最中,外国人技能実習生の犯罪に直面する。
密かに監察から監視される中で瑛子は事件を解決することができるのか…という話です。
八神瑛子(主人公):警視庁上野署の犯罪対策課に所属する刑事。
同僚に金を貸したりヤクザと情報提供したりと警官らしからぬこともしている。
今回はヤクザと中国マフィアで勃発する争いに刑事が絡んでいく話。
しかし,私はまたやってしまいました…(笑)
前編が3作もあるとは知らずにシリーズ物の4作目を読んでしまいました。
何も知識が無いのに書店に並んでいる雰囲気だけで本を選ぶべきではないですね(笑)
ただ,それでも内容としては十分すぎるくらいに楽しめましたね!
それでも要所要所には前編の内容が描かれているようで?私も読んでみようと思いました。
最初は物語の視点がコロコロと変わり,登場人物もかなり多く混乱しました。
作品の最中には暴力の応酬や正義と悪との血の闘いが描かれています。
この八神瑛子という人物は明確に悪への怒りを露わにし,自分がどれほど悪に手を染めようとも己の信念を貫く強さを感じさせてくれます。
やはり刑事小説は手に汗握るようなシーンが多く,ハラハラドキドキしました。
時間の都合上で一気読みすることができなかったのですが,続きが気になってしょうがなかったです(笑)
ヤクザやマフィアといったアンダーグラウンドめいた刑事小説を読みたい方にオススメです!
ちなみに前作は"アウトバーン","アウトクラッシュ","アウトサイダー"となっていますのでそちらから読まれることをオススメします!!
評価は 4.0/5.0 とさせていただきます。
閲覧くださり,ありがとうございました。
気になった方は是非読んでみてください!
ではまたの機会にお会いしましょう!